uzumaki blog|アートディレクター/グラフィックデザイナー 宮田圭介の日々を綴っております。

MIDSUMMER CAROL ~ガマ王子VSザリガニ魔人~

チケット
今日はパルコ劇場に行ってきました。劇団FISHAPODで脚本を書いている柏木さんに、現在公演中の「MIDSUMMER CAROL ~ガマ王子VSザリガニ魔人~」に招待していただいたんです。(ちなみに、FISHAPODの公演ではありませんよ)


こういう大きな劇場に来た事がなかったので、入ってすぐ、豪華な舞台セットに驚き、客席の広さにも驚きました。それにしても、平日の昼間なのに、満席!!
お話の方は、大金持ちだけどとても意地悪なひねくれ老人、大貫が、入院先の病院でパコという少女に出会う事で劇的に変わっていく・・・というもので、基本的には感動的な物語。でも、爆笑な箇所も随所にあります。(というか、量的には、笑いの比率の方が大きかった?)病院に入院する患者や看護士、医師のやりとりには、ずいぶん笑わせてもらいました。特に、春風亭昇太さんの演じる、いたずら好きな患者:堀込は客席を何度も湧かせていました。さすが、笑いのプロです。
それにしても、この物語の主人公:大貫を演じる吉田鋼太郎さんという方がとにかく素晴らしかった!表情も見えない、離れた席からみていたのに、すぐ近くで観ているみたいに、感情の起伏がビシビシ伝わってくるんです。これはちょっとした衝撃でした。目の肥えた柏木さんの感想も「舞台俳優No.1ですよ!」とのことで、なるほど納得です。
この公演は8,500円(!)となかなかのお値段なのですが、素晴らしい役者さんたちの演技を生で見ながら、思いっきり笑えて感動出来て、値段以上に贅沢だな~と思えました。それは他のお客さんも同じだったようで、フィナーレになっても、拍手はなかなか止まなかった。立ち上がって拍手している人もいましたね。柏木さん、素晴らしい公演に招いていただいてありがとうございました。
秋に映画が公開されるそうです。
主演は役所広司で監督は中島哲也(下妻物語、嫌われ松子の一生など)だそうで・・・超豪華ですね・・・でも、タイトルが「パコと魔法の絵本」に変わっているのはなぜだろう。よりストレートに解りやすくということなのかな。
映画版についてはコチラをどうぞ
そうそう、もうひとつ衝撃を受けた事が。
入口で紙の束をドサッと渡されて、僕はてっきりパンフかなにかだと思ったのですが、席についてから確認してみてビックリ。なんと全て「演劇のチラシ」だったのです!!見てください!この量を!!驚く僕に「そういうもんですよ(笑)」と柏木さん。そうですか、そういうもんなんですか~(汗)僕は職業柄、しっかり持ち帰って、1枚1枚研究させていただきましたよ。
チラシの束

| diary | 10:49 PM | コメント(0) | トラックバック(0)
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