uzumaki blog|アートディレクター/グラフィックデザイナー 宮田圭介の日々を綴っております。

皮膚科にて

今日、皮膚科に行ったときのこと。
通っている皮膚科の扉を開けると、先に来ていた患者さんがちょうど受付にいた。年は60代半ばといったところの、メタボな感じの男性。名前はF田さんというらしい。F田さんはやたらと大きい声で受付のおばちゃんと話していた。よくいる話し好きのおじいちゃんといったところか。
しばらくして「F田さ~ん」と呼ばれて診察室に入っていたのだが、そこでも先生に話し続けている。しかも声が異常に大きいので全部丸聞こえなのだ。


F田さんはほとんど1人でしゃべり続けていました。先生&看護士さんは「そうなんですか」「へぇ~」と間に挟むくらいです。以下、全てF田さんの台詞です。
「いや~今日は風が強くてね」
「花粉症で辛いんですよ」
「鼻水と、あと、目も辛いんですよね」
「そうそう、先日Aさんに、F田さん、”春が来た”って英語で何ていうんですか?って聞かれましてね」
「私少し考えて答えたんです。」
「スプリング、ハズ、カムでしょうか?」
「私がこう答えましたらね、Aさんはこう言ったんです。」
「いや、F田さんの場合は”スプリング、ハナミズ、カムでしょう!!!”」
・・・惚れ惚れする程のスーパーおやじギャグ。花粉症のくだりはあくまでも後の壮大なるおやじギャグの序章でしかなかったと。待合室に1人いた僕は音をたてず、顔だけ笑っていました。
その後もF田さんは話し続けました。
「私の妹が肺に水が溜まってね。」「3月16日に入院したんです。」「◯◯病院の◯◯先生に看てもらっているんですけども・・・」こちらは単に妹が心配だという話でしたが、途中で先生に「はい。それは大変ですね。それではお大事に。」とバッサリ打ち切られ、F田さんはすごすごと診察室から出てきました。終わり。

| diary | 6:50 PM | コメント(1) | トラックバック(0)
コメント
  • おしゃべり好きなKYの人は困りますね。
    話の切り上げ時が難しい。。

    | うに | 2008/04/01 09:42 PM |
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